フェラーリ348 その1

 

発端

 

2021年12月31日の日記に書いていました。『夢』に関して(読んでない方はそちらを読んでから進んだほうが展開が分かりやすいです)。

お義父さんの納骨の時(2021年11月28日)に『夢って何ですか?』と聞かれた私は『ランボルギーニのカウンタックを手に入れること』と答えました。これが発端です。

当然そんなものが手に入る域に達している訳がありません。4人の子持ちで、長男は今年大学受験で国立に行けそうもなく金がかかりそうで、家のローンもたっぷり残っています。

いくら白リミテッドを手放したことにより資金ができたといってもカウンタックの相場は6千万円。桁も格も違い過ぎます。

※写真はWikipediaから。

 

ついでと言っては失礼ですが2番目に欲しいフェラーリのテスタロッサも相場を少し調べました。日記に書いていた通りです。こちらも桁が違い過ぎます。

『やっぱり格好イイけど高すぎるし夢だな』と終わって・・・


たら良かった(?)のですが・・・

※写真はWikipediaから。

 

テスタロッサを調べている時に偶然目にしたフェラーリ348。『何これ?テスタロッサ?』と思うくらい特徴が似ています。めっちゃカッケー♪。初めてこんなフェラーリがあったのを知りました。

似ているのはドアのスリットだけではなく・・・

※写真はWikipediaから。

 

リアのスリットまで似ています。このことも日記に書いていた通りです。

フェラーリ348を目にしたのが運の尽きでした。『どうせこれも1000万円超えてるんだろ』とまずは相場を調査。

程度が良くてタイベル交換済みのものなどはやはり軽く1000万円超。だがしかし程度などを一切考慮しなければカーセンサーやGOOなどに700万円台から載っています(2021年末)。

応談もたくさんありますのでそちらは多分大台を超えているのでしょう。

※写真はWikipediaから。

 

ヤフオクはどうかと言うと600万スタート650万即決の348が売っていました(12月初旬)。写真が実際のそれです。

いやあ、めちゃカッケー。しかも入札無く一度流れました。600万なら白リミテッド資金とおさむ号修理代に少し加算したら手が届きそうな範囲です。

当然安いには理由があって走行距離は7.2万キロ(フェラーリにしては多め)、エアコン不調。そして車検切れ。まあでもカーセンサーなどに載っているものに比べたら不調分を差し引いても安い気がします。

『個人売買だから保証が無いやん』と思われるかもしれませんがショップで購入しても大半が保証無しの世界です。まあフェラーリですから次の日壊れてるってのはアルアルでしょう(笑)。

フェラーリ乗るなら『エンジン掛かればラッキーと思え』という格言があるそうです。うん、何となくイメージ通り♪。

 

内装色も日本に入ってきている348にしては珍しいと思われるタン色。早速出品者と連絡を取って色々質問をしました。今思えばこれが失敗でした。

質問のやり取りを3回ほどして650万でもいいから買ってしまおうと腹を決めた矢先に横やりが・・・。車両交換でポルシェ911の話が浮上。しかも70年代の空冷911。

調べてもらったら分かりますが70年代の空冷911は非常に高値で取引されています。結局、出品者が車両交換に気持ちが傾き敢え無く撃沈(911は相手が追い金を要求してきたので話は無くなったらしいですが別のポルシェと車両交換成立となったらしい)。

 

 

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ここからが長かった・・・。

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