フェラーリ348 その2

 

放浪

 

最初に目を付けた348にふられたので他を当たります。逃げた魚は大きいですからね。必死で探します(笑)。しかしなかなか価格に見合った個体は見つかりません。

車検切れ、タイベル未交換、故障多数なのに結構高額だったり、新車同然で高額(これは当然ですが)だったり、フェラーリって両極端です。金かけてメンテナンスされてきた車両と、車検切れるまで乗ってしまえと扱われてきた車両の差が大きいのです。

エアコンが効かない程度なら私は気にしません。メカ的な部分は自分でどうにでもできそうな気がします。フェラーリと言えどニーマルと同じ車ですから。

※写真は逃げた魚

 

私はニーマルと同じで内装が一番気になります。例えばこの写真のようなトランクの内張りとか。ニーマルの感覚だと『そんなのどうにでもなるじゃん』と思われるかもしれませんがメチャクチャ高いんです。

この写真で言うと天板に当たる部分の内張りだけで10万オーバー。トランクマットに当たるものも10万オーバー。いずれも中古の価格ですよ。ショック付け根の小さな蓋でさえ4万とか・・・。

348はトランクの内張りが大小合わせて全部で5個ほどで構成されていますが全部揃えたら40〜50万とかです。しかもヤフオクで全ては揃わず海外のサイトなども駆使してかき集める必要があります。

内装以外では純正マフラーが付いているかどうかとか。これも別で買うと20万とか。車検の時に必要になりますからね。

他は付属品とか。例えば純正工具は軽く10万超えます。こういった普通ならどうでもいい部分まで目玉が飛び出るほど高いのです。できれば最初から付属している車両が良いのは言うまでもありません。

※写真はトランクの内張りが無い車両との比較

 

結局、予算と程度が合致する348は見つからず頓挫しました(笑)。

『なんだ諦めたのか』と思いましたか?。いやいや最後の悪あがきをしましたよ。モノは試しで『応談』となっている348をダメ元で当たってみました(カーセンサーやGOOはメールで価格問い合わせができます)。

応談の物件は最初から除外しており全く見ても無かったのですが、改めて良く見てみると家から車で5分程度のところに1台ありました。

全国で10台前後しか掲載されていない1台がこんな田舎にあったとは驚きです。写真がそれ。

早速返事が来たのですがこれが何と・・・













軽く1000万オーバー(約1200万)。

タイベルも交換済みで程度も抜群のようですが大台超えは絶対無理。

 

 

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なーんだ。やっぱり夢かぁ。

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