エンジン編

 

エアコン

 

まずはエアコンコンプレッサーを見ます。特に見て欲しいのはコンプレッサーの電磁クラッチ寄りの部分です。さらに本当はその下方を見たいのですが触るくらいしかできません。何を見るのかというとオイル漏れです。オイル漏れというより漏れたオイルに粉塵などが付着して真っ黒になっていないかを確認します。黒いネバネバした泥みたいなものが付着している場合は明らかにコンプレッサーからのオイル漏れ=ガス漏れです。コンプレッサーが乾いていてアルミの白錆が出ているくらいが良品です。

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エアコンガスの経路には多数のOリングが使われており、ガス漏れしている場合は必ずオイルも一緒に漏れています。そしてソアラの年式を考えてみても漏れたオイルには粉塵が多量に付着していますので比較的漏れている箇所は見つけやすいです。

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コレクタータンクの接続部分もしっかり確認します。点検窓があるので冷媒の状態を見てある程度判断することが可能です。判断基準はマチマチですが個人的にはちょっと少な目の方がコンプレッサーの保護の点からもいいと思います。

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助手席前にはプレッシャーレギュレーターもありますのでその辺の接続部分も確認します。レギュレーター自体が破損する場合もあります。本当はエバポレーターも確認したいところですがダッシュボード内なので店頭で確認することは不可能です。

 

次は暖房です。写真中央の黒いホースに熱くなったクーラント液が通っていてダッシュボード内の熱交換器(ミニミニラジエターみたいなもの)で室内の空気を暖めます。漏れた形跡がないか確認します。

 

ヒーターで良く壊れるのがこの部分。外見で判断できるのはクーラントの液の漏れと室内で暖房のON・OFFをするとレバーみたいなものが動作します。全く何も反応しない場合は壊れている可能性があります。

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快適に乗るためには大事ですよね、エアコン。
私は1人で乗る時は滅多に使いませんが・・・。

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