エンジン編

 

エンジンルーム

 

まずはボンネット裏のインシュレーターが装着されてあるか見ます。原因は分かりませんがヨレヨレになってベローンと剥がれかけている車両も見たことがあります。

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ボンネットのガスダンパーを確認です。

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とりあえず落ちてこなければOKですが弱っている場合はちょっとボンネットを下げただけで閉まってしまいます。半開くらいまでは支えきれるものが正常です。

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ウォッシャー液のホースを留めているクランプ。ボンネットを外したりした経歴のある車は折れているものが多いです。

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ボンネットの閉まったときの高さを調節するゴム類を見てみます。ひどい場合は無い場合があります。

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反対側も必ず見てみます。ボンネットの一番先端のゴムモールやラジエターサポートに接するゴムモールなども破れや紛失がないか確認します。

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車両側にもボンネットを受け止めるゴムがありますので確認します。フェンダー交換歴などがある車両は付け忘れて無いこともあります。

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フロントガラスからの雨滴が落ちるこの部分には葉っぱが載っていたり錆が発生していたりします。一番多いのが苔の栽培でしょうか(笑)。意外と気がつきにくい場所ですので見ておきましょう。

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ボンネット後端と接するゴムモールを確認します。またワイパーを取り付けているボルト類やワイパーアームを固定している袋ナットなどを確認します。ボルト・ナットの錆だけならまだしも車体側まで錆が移っていないか確認です。

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ここにはMT車の場合クラッチマスターシリンダーが取り付けられています。AT車の場合は社外品の配線などをここに通している場合が多いです。何も通っていないのにゴム蓋に穴が開いている場合は何らかの部品を撤去した純正戻し車両でまず間違いありません。

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MT車の場合はクラッチマスターシリンダーのフルード液面の確認をするのは当然ですが絶対に見ておきたいのはその下方です。クラッチフルードを漏らした経歴のある車両はこの辺の塗装が剥がれています。

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なかなか手入れできない部分ほど実態が掴めます。

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