外装編

 

フェンダー&ホイール。

 

まずはフロントフェンダーから。フロントバンパーに続いて板金や塗装歴の多い箇所だと思われますので良く見ておきます。メッキのアーチモールが付いている場合は凹みなどがないか確認します。

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リミテッドの場合にはエンブレムが貼ってあります。無い場合は前オーナーが剥がしたかフェンダー交換歴があるかもしれません。その辺もちょっとした判断材料になると思います。
またこのエンブレムの白い部分を良く見るとひび割れみたいな模様が入っています。これは大理石をイメージしたものらしく経年劣化ではありません。そして私が予備で持っている新品エンブレムにはこの大理石模様がありません。ということはこの模様が無かったら張り替えてあるかも?。

 

泥除け。ボディーから浮いていないか確認しましょう。特にサイドステップの後付け車両の場合は良く見ておきます。

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次にタイヤハウス内を見ます。まずはちゃんとインナーが装着されてあるかを見ます。タイヤと擦ったような跡や破れがある場合は車高短歴がある車両とみて間違いないでしょう。
また爪折りがされていないかを必ず確認しましょう。塗膜が割れて錆が発生している場合もあります。

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フェンダーマーカーです。コーナーリングランプを点灯させるとグリーンに光ります。そのものが光っているわけではなく光ファイバーが使われていることを知った時には感動した記憶があります。

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フェンダーマーカーで必ず見ておくことは透明レンズ部分のヒビです。ヒビの有無だけで車庫保管かどうかの見極め材料にもなります。

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続いてホイール。純正ホイールは構造上の複雑さもあって洗浄しにくいです。そのためかブレーキダストで汚れが多いものが一般的でしょうか・・・。
特に見ておきたいのは表面のクリア剥げです。またクリア塗装が剥げていなくてもクリア塗膜と地肌との間にアルミ特有の白い錆(クモの巣のような模様)が発生しているものが多いです。綺麗なホイールが手に入ったら大事にしましょう。

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続いてリアフェンダー。最初にフェンダーというより給油口の蓋を確実にチェックします。まずは蓋が上下左右にずれていないか、車体より内に入っていないかを確認します。

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次に開けてみてヒンジ部分に錆が発生していないか、ボディーに干渉していないか確認です。ヒンジに錆が発生している場合は支柱に巻き込まれるような形でヒンジが変形していることが多いです。
この辺が綺麗なのかそうでないのかを見れば車庫保管だったのか、大事に扱われてきたのかなどの判定材料の一つになりますので良く見ておきます。

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写真のネジやボルトに工具をかけた跡があるかどうかも確認します。蓋の調整をする必要があったということは、蓋が錆びて交換した、もしくはリアフェンダーそのものを板金したなどの可能性があります。
給油口だけで3枚もの写真を載せたのは店頭でもどこでも非常に簡単に確認でき、しかも色々と判断できるヒントが隠れているためです。


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リアフェンダーです。フロントと違って簡単に交換などできない部位ですので良く見ておきます。メッキモールが付いている場合は凹みなどがないか確認します。

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サイドステップが付いている場合はこの部分は見えませんがスポット溶接部などに錆などが発生していないか確認します。

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ホイールハウス内も確認しましょう。特に注意して見ておく点は爪折りの有無くらいでしょうか。

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純正ホイールがバリッとしているとソアラが映えます。

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鉄チンにホイールキャップ仕様も今見ると新鮮です。

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