内装編

 

ドア。

 

外観は開け閉めの際に必ず触る取っ手部分を見ましょう。ベージュのモケットなどは汚れが目立ちます。また取っ手部分の溝の底には敷物がありますので紛失していないか確認します。
またガラスの水切り用ゴムが劣化して切れていることもありますので見ておきます。他にはスピーカーカバーの凹みや割れがないかなども見ておきましょう。
グランベールの場合にはスレが多少あるのは仕方ないところですが破れや気泡状の浮きなどがないか見ておきましょう。

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機能的にはパワーウインドウがスムーズに上下するか、集中ドアロックが作動するか、カーテシランプが点灯するか、その辺を見ておきます。またドアミラー裏側の三角形の内装もしっかり装着されているか確認しよう。

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スカッフプレートがあまりに傷だらけだとガッカリですので見ておきます。

 

スカッフプレートは絶版ですが実は運転席側と助手席側は同じ品番です。傷の比較的少ない助手席側を解体車両から手に入れて運転席側に使うのも一つの手です。

 

運転席前方の下側はパッキンの劣化で雨水が浸入していることが多く、ひどいときには内装にしみが出来ていたりします。本当は内装を剥がして裏面を確認したいところです。ひどい場合はカビが繁殖していたり、ボロボロになっていたりします。

 

塩ビ内装の場合、パワーウインドウスイッチの収まる四隅部分には亀裂が発生しやすいので気になる方は見ておきましょう。パワーウインドウスイッチの『AUTO』などの印字がしっかりしていると嬉しいですね。機能的には全てのスイッチが動作するか確認しておきましょう。

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ドアロックベゼルが紛失していないか確認します。

 

助手席側も同じように見ておきます。また、ドアノブやフロントフェンダー寄りの隠しネジ用カバーなどが紛失していないか確認します。

 

 

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ドア内装が正しく取り付けられてなくて(特にFフェンダー側)、
ガラスとの隙間が1cmほどある車両を見たことがあります。

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