1GG改2.2L

 

ヘッドガスケット

 

今回、ブロックは2Gから転用しヘッドは在庫のノーマルを面研したものを使いますのでこのエンジンの分解は特に必要ありません。ですがどうしてヘッドガスケットが抜けたのか検証する価値はありますので分解してみます。

 

ということでシリンダーヘッドを撤去。

 

遠目でも分かるくらいの損傷でした。ピストントップに冷却水がたっぷりと溜まっていますし。

 

ヘッドガスケットの基材であるパンチングメタルが丸見えです。

 

ヘッドの方も遠目で分かります。

 

ヘッドガスケットが抜けた部分から燃焼ガスが通過した跡がくっきりと・・・。

 

同じようにブロックにも。

 

ブロックの歪みを見てみます。直定規を当てて裏からライトを照らしてみます。

 

多分原因はこれです。ヘッド側も同じように見てみましたが異常はありませんでした。今までは面研というものを重視していませんでしたが『面研しないよりした方が良い』から『無理をしても面研するべきだ』というように認識が変わりました。

 

 

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メタルガスケットで面研無しは賭けですね。

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