2G-GTE 2nd Season その12

 

NEWブロック

 

中途半端ではやめられないので何とかもう一度2Gに挑戦してみたいと思います。その場合に最も大きな壁として立ちはだかるのがクランクです。新たにブロックを用意しても元々の2Gクランクはスラストメタルの問題がありそのままでは使えません。
しかし幸運?なことに現在ヤフオクで2Gクランクが売りに出ています。価格は8万円。これはすでに1年以上前から出品され続けているものです。程度は悪くなさそうですが曲がりが0.04mmほどあるそうです(基準は0.03mm以下)。

 

実際に2Gクランクを8万円で手に入れたとします。ブロックは予備の1Gエンジンがあるのでそれを加工に出すとします。ナプレックのHPを見て総額を算出してみましょう。

・2Gクランク:80,000円
・ボーリング(2mm超~3mm):58,320円
・上面面研(最小限):22,680円
・ストロークアップ逃げ加工:34,560円

クランクの送料やブロックの往復運賃などは入れていませんが単純にこれらを足すと195,560円。一応上記内容は最低限必要だと思ったものを算出しましたが、小遣い生活のお父さん生活ではこんな大金無理。よって面研は省略し、ストロークアップの逃げ加工は何とか自分でやることにします。そうすれば

・2Gクランク:80,000円
・ボーリング(2mm超~3mm):58,320円

総額138,320円。うん、これなら何とか・・・ならないな。

脱線しましたが写真奥に写っているブロックは次期まさ号に使う予定のブロック。このノーマルブロックを使って逃げ加工が自分で可能なのかどうか確認しておこうかと思います。

 

まずはコンロッドをゲット。

 

無加工のノーマルブロックに2Gクランクを置いてみます。

 

そしてコンロッドを組み付けます。

 

Hコンはスリムなのでもしかしたら当たらないのでは?という期待もむなしくヒット。

 

元々の2Gのブロックを見てみます。かなり芸術的な加工がしてあります。

 

どうやったら手持ちの工具で逃げ加工ができるか考えながら2Gブロックを全バラしました。メタルとセンサー類除けばゴミです。

 

自分の中では八方手を尽くしましたがお別れとなる2Gブロック。

 

結局のところ譲ってもらった2Gの腰下一式から手元に残ったのはHKSのピストンだけ(笑)。

    

 

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この結論にたどり着くまでに長いことかかりました。
脱力感は拭えませんが十分楽しめたと前向きに♪。

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