アキラ号 その14

 

意外と多い集中ドアロックの不具合

 

断線修理は終わったので動作確認したところパワーウインドウは復活しました。ただ助手席側のガラスの動きが遅いです。多分これはレギュレーターモーターをいじったアキラ君に心当たりがあると思うのでスルーします。
さてパワーウインドウは復活しましたが相変わらずドアロックは全く動かず。テスターを駆使して色々調査を進めた結果ドアソレノイド横にあるスイッチが働いてないことが判明。

 

そのスイッチにアクセスするにはドアロック部分を丸ごと外す必要があります。本来ならガラスのレールとガラスを外してやるのですがレールをずらしながら何とか撤去完了。
あ、この写真で分かる通り錆びたネジを使っているので、すでに錆色が移ってきています。まあ、この辺もオーナーに頑張ってもらいます。

 

これがドアロック部分の部品一式です。

 

今回壊れていたのはココ。電気関係のトラブルは故障箇所を特定できたら80%は終わったも同然です。ただ今回はココから先が少し厄介でした。

 

この部品は単なるスイッチなのですが内部構造が特殊なんです。特殊というと複雑な動きをして高級っぽい感じがしますが、逆にシンプルすぎて特殊なんです。

 

ゴムブーツを外すとこんな感じです。このロッドが伸びたり・・・

 

縮んだりするだけ。中身の写真も撮りましたが今後分解する方々の楽しみを奪うことになるので掲載はやめておきます。開けてビックリ『え?これだけ?』みたいなスイッチです(笑)。でもある部分がダメになるんです。まあ開けたら誰にでも一目瞭然です。
ただそれを修理するのはちょっと難しかったりするのですが何とかスイッチを修理したら集中ドアロックが復活しました♪。と同時に車速感応ドアロックも復活。車速はちゃんと信号が届いていたみたいですね。

 

おまけ画像
この写真見て『あれ?おかしいな』と思ったあなたは変態です。

 

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小さなスイッチ1つの問題ですが結構大変です。

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