ドアラ号 その9

 

マニアックな視点で

 

それではちょっとマニアック?的なところを見ていきます。私は個人的にエンジンルームよりこの辺を見ます。泥がたまって草が生えてたりしてませんか?。これはちょっと大げさですけど苔は良く生えているのを見かけます。
そしてフロントガラスの下の方は裏から黒で塗装してありますがこれが浸食されているのも見かけます。そんな状態で屋内保管とか書かれてあるのは・・・。

 

次にワイパーリンク機構部分を留めているネジ。

 

腐食していませんか?。またこの辺を見るときにボンネットヒンジを留めているネジも見ます。

 

フェンダーを留めているネジも見ます。ボンネットもフロントフェンダーも交換したり板金したりしても事故車扱いにはなりませんが、外すには外すなりの理由があったはずです。良く見ておいて損はありません。

 

次はプラグコード。7Mの場合はとにかくカムカバー上がゴチャゴチャしていますのでプラグを引き抜けるとしたらこの5番6番辺りになります。多少のオイル溜まりならOKですがオイルの海になっていないか見てみましょう。それくらいカムカバーを留めているネジは緩みやすいです。

 

カムカバー側面。オイル漏れどころか乾きすぎてエキマニのカサカサした錆がカサカサのまま乗っかっています

 

このキノコ頭とその頭からホースで繋がっているマグネットはエアコン(暖房)に関わってくる部分です。また機会があれば別の場所で取り上げたいと思っています。

 

こちらはエアコン(冷房)の配管。ず~っと辿って行って真っ黒に汚れている部分がないか見てみましょう。そういう車はだいたいガス漏れしていますから。

 

カップリングファン周辺。ファンの樹脂そのものの色が綺麗。

 

この辺のコネクタやハーネスも汚れや硬化が見当たりません。小さなホースクリップ類も触った形跡無しです。

 

意外と私が見てしまうのはこのアース線。この線って排熱からかパキパキになりませんか?。

 

外見からは判断しにくいタービン。とりあえずオイルでグチャグチャになっていないかくらいは見ておきましょう。

    

 

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さて、全体を簡単に見てきましたがいかがでしたでしょうか?。
次は不具合の方を見ていきます。

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