フルレストアダイジェスト その13

 

ヘッドの整備はひとまず終わったので周辺に手をつけます。

 

まずは錆だらけのエキマニをサンドブラストで綺麗にします。サンドブラストキャビネットはいつか必ず買いますが今は予算がないので衣装ケースに穴をあけてそこから手を突っ込み作業します。

 

サンドブラストとは名前の通り研磨剤となる砂を高圧エアで吹き付けて錆を落としたりするツールです。経験したことのある方なら分かりますが相当感動します。アッと言う間に錆が取れてものすごく綺麗になります。

 

エキマニにも鋳肌の荒れやバリなどがあるのでザザッと削り取っておきます。

 

こんな感じになります。次回エンジン組むときには集合部のエッジなどを 削って尖らせてみたりして排気音の違いを楽しんでみたいですね。

 

ターボAのスロットル部の径が大きいことは良く知られていますし、そこだけ流用している方もいらっしゃいますが、つながっているサージタンクの径自体がこんなに違いますのでスロットルだけを流用してもあまり効果が望めないと思います。

 

作業しているとタイミング良くガスケットキットが届いたのでヘッドを組みます。

 

こちらが最終的に整備完了したシリンダーヘッド。遠くで見ると綺麗(笑)。

 

写真に写っている青いシール(バルブステムオイルシール)を交換するだけで俗に言うオイル下がりを改善することができます。ちなみにこのシールを交換するだけならエンジンやヘッドを下ろさずに出来ます。白煙等で悩みのある方は交換してみて様子を見てみるのもいいかもしれません(特に1G)。

 

分解した時と逆の手順で組み立てます。またもやスーパーツールの出番です。気にしませんが細かいところにはオイルの焼けとかが残っていますねぇ〜。とりあえず週末のシリンダーヘッド組み付けはここでダウンしました。

 

こちらは朝方の晴れ間を利用して塗装中のシリンダーブロック。色で悩みながらとりあえずシルバーを塗って様子をみたところ。オイルパンはまったく迷いもなくブラックに塗りたくり済み。

 

『もうシルバーでいいやっ!』と思いマスキングして塗りたくる。

 

アルミブロックのような見た目に変身。軽量化された気分だけで大満足(笑)。

 

 

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来週末はエンジンルームの塗装したい・・・。晴れてくれ〜。
予定では梅雨前に完成予定でしたが、どうも無理っぽい。

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