ドア。
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ソアラの大きく長いドア。格好いいですよね。まずは凹みなどがないかを確認します。特にモールより下側は目立たないので目線を低くして見てみます。また写真中のメッキモールの凹みなども確認します。 また純正サイドステップ付きの車両は車両から外れて浮いているものを多数目にします。特に後付けの場合は波打っていたりするので注意しましょう。 ☆☆☆ |
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次にモール。凹みや波打ってないかを確認します。ひどいものになると苔が生えていたりします。 ☆☆☆ |
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グレードが2.0GTTL以下になるとサイドのモールは平べったくなります。車幅の違いはこのモールの厚さの違いによるものだけです。 ☆☆☆ |
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次にドアミラー。格納や鏡の作動などをチェックします。擦り傷などは仕方ないところかなとも思いますが気になる方は見ておきましょう。 ☆ |
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ドアミラーで特に注意して見ておくべき点は土台となっている三角形の部分です。少し指で押してみると分かりますが柔らかいビニールのような樹脂で構成されています。年数が経つと樹脂の収縮からか、この三角形の部分が陥没してきます。ひどい場合は亀裂が入って割れてしまいます。 ☆☆☆ |
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さてドアバイザーです。これはステンレス製に樹脂のモールがついているものですが、この樹脂モールかなりの曲者です。外にさらしていたら1年くらいで白い部分にヒビが入ってきます。 ☆ |
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続いてドアノブ。助手席側は程度が良い車両が多いのでそんなに見るところはないのですが、必ず運転席と同じキーで開くかを確認しましょう。 ☆☆ |
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そして運転席。使う頻度が多いためか鍵の不調、手を掛ける部分の引っ掻き傷、メッキの剥げなどが多いです。とりあえずキーシリンダーがスムーズに回るかを確認しましょう。 キーの抜き差しや回転に難がある場合にはキーレスにしてしまうのも一つの手でしょう。 ☆☆ |
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次にドアを開けてみます。そしてすぐに閉めてみてドア落ちしていないかを確認します。 ☆☆ |
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この面にはタイヤ空気圧のステッカーが貼ってあったり、オイル交換時の走行距離が貼ってあったりします。 ☆ |
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同じように助手席側も確認します。 ☆ |
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次にストライカー近辺を見てみましょう。ストライカー横のカーテシランプスイッチが不良の場合もありますので手で何度か押して点灯を確認します。 ☆ |
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ドア落ちしている車両はストライカーの上面部分が磨り減っていたり傷が入っていることが多いです。 ☆☆ |
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そして次はヒンジ近辺を見てみましょう。まずはドアからの配線を通している黒い蛇腹のゴムを見ます。破れが無いか外れていないかを確認します。 またこの角度からフロントフェンダーの内側(特に下方)が見えますので良く見てみます。タイヤハウスのインナー無しで走った車両などは大量の泥や葉っぱが溜まっていますので要注意です。 ☆☆ |
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ヒンジは世界に誇るリンク式です。このドアの開き方に当時感動された方も多いはず。とりあえずヒンジ自体は著しい錆や異音が無ければOKでしょう。 ☆ |
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助手席側も見てみましょう。ドアの交換歴(特にモールの交換歴)などがある車両は写真に写っている黒いゴム蓋が無い場合が多いです。 ☆ |
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車両側のゴムパッキン類も切れなどがないか確認しておきます。 ☆ |
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ドア周りのパッキンの破れなどがないかを確認します。運転席側で特に多いのがフロントフェンダー側のしかも下方のパッキン不良です。雨が浸入して内張りの裏側にシミが出来ていることが多いです。 ☆ |
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よほど劣悪な環境でなければドアの下部が腐れていたりはしませんが念のために見ておきます。 ☆☆ |
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見た目を気にする方はとにかくモールの状態を見るべし。
ドア本体は板金でOKですがモールはほとんど欠品しています。
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