九州で北海道のニーマルを作業♪
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ヒロキンさんの結婚式後から預かっていたシバチ号に手を付けます。某所の格納庫から連れて帰ります。 |
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早速ジャッキアップ。一体何を依頼されているのかと言うとエンジンのOH。 柴:エンジンOHして欲しいんやけど。 ま:昔、1回やったって言ってなかった? 柴:やってるよ。 ま:じゃあまだ早いんじゃない? 柴:何をどうOHしたのか分からないんだよね。 ま:ショップの明細見たらいいじゃん。 柴:明細が無いんだよね。 ま:えええっ!明細が無い?(°°;))。 柴:だからまるちゃんに見てもらいたい。 ま:それって前のオーナーの時にOHやったということ? 柴:いや俺が手に入れてからOHしてもらったんだけど(^^;)。 ま:明細の無いOHって一体・・・(^◇^ ;)。 というようなやり取りがヒロキンさん結婚式オフの前段階から交わされていたのである。そのため今もって最北のニーマルが目の前にあるというわけ。 北海道といえば距離は遠いし、ノーマルならまだしもあちこちいじってあるエンジンなので後々不具合があってもはっきり言って面倒は見れない。そんなこともあり乗り気じゃなかったけど『それでもいいからとにかく見て』と言われ・・・。 不具合的にはエンスト発生の他、タペット音が若干大きいという程度。あとはエンジンルームをもう少しスッキリして欲しいらしい。 |
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まずは現状を把握します。ノーマルでもありませんし、私が作ったソアラでもありませんので何がどうなっているのかサッパリなのでね。 ジャッキアップしてすぐに感じたことと言えばオイルパンの錆が酷い。やはり雪国だから?。でもオイルパン以外はそんなに錆びてない。うーん?。 次に感じたこと。エンジンメンバーに直接ジャッキかけて少し変形しています。7Mは半端なく重いので板くらい挟まないと最悪グニャっと曲がりますよ。 |
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そしてエンジンルーム。いつもは他人のエンジンルームに関して整備性とか方向性とかそんなに気にならないのですが、実際手を入れるとなるとあちこち気になります。 |
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まずはオイルクーラー。場所的には良いと思うのですがこの下にオイルクーラーが他に2個も・・・。1つはATF用ですが北海道はそんなに暑いのか?。 |
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オイルフィルターは牽引フック横に移設されていました。 |
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オートピスタのエアロの場合、インタークーラーはこの程度しか見えないようです。また見ての通りクロスフロー品、そして先の写真の通りサージタンクは純正。ってことは旧トミー号みたいにパイピングがグルッとUターンしているのでしょうね・・・。 |
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ラジエーターはアルミ、アッパーホースはステンに変わっています。 |
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バッテリーは既にヒロキンさんの結婚式オフの時から弱っていましたが完全にお亡くなりになっています。充電しても全くダメでした。 |
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オイルクーラー関係に続き良く分からないのがこの辺。このレイアウトならパワステリザーバータンクは移設する必要無かったような・・・。逆にフェンダー横に貫通しているパイピングを通すのが厳しくなっています。エアクリもそれにおされて窮屈そうです。 |
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そして驚きがエアフロとパイピングの溶接一体化。壊れた時はセンサー部分だけ換えればいいのでしょけど・・・。この辺の考え方はショップやチューナーによって様々だから何とも言えませんけど →エアフロにはエンジンの振動が伝わらない方が良い →なので元々タービン~エアフロ間はゴム蛇腹ホース →鋼管にするならせめてジョイント部で振動を逃がす と思います。私はね。 |
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シリコンホースはトラストで統一されています♪。だけど写真上部の純正黒ホースを継ぎ足しているのが?です。 |
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現状把握するだけでかなり時間がかかります。
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