エンジンブローの検証 その4
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エンジンスタンドに固定した状態ならオイルパンを剥いでクランク取ってピストン外しますがこの状態じゃ無理。でもピストンが上面ツラツラまで来ているので細いキリを使ってこじるとピストンが抜けてきました。 |
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そしてこの状態。 |
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中も無残な状態。今日はもうお腹いっぱいなので続きは明日やります。 |
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一夜明けて台車の上でエンジン倒してオイルパンを剥いでみました。 |
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ベロベロです。 |
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オイルパンもベコベコ。 |
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ピストンとブロックの破片がいっぱい♪。オイルパンの底にはピストンピンのクリップが見えていますね。 |
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ある程度大きな破片を拾ってみた。 |
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コンロッドの破断面。 |
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そしてこちらがコンロッドの頭。 |
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コンロッドの破片を探して復元してみた。見たところ子メタルの焼きつきは全くない(クランクに付いた状態で軽く回っていた)。小端部のスリーブはグチャグチャだが焼き付いた形跡はない。 |
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ピストンもある程度大きな破片を集めてみた。ピストン自体はバラバラになっているがヘッド部の棚落ちなども見られず恐らく今回のブローの原因ではなさそう。 ちなみにピストンはヘッドに強くぶつかったため変形し、ピストンリングが溝に挟まれてピストンと同径となってしまっている。またピストンピンは欠片が見つかったものの半分ぐらいは行方不明。多分ブロックから脱出したのではないかと・・・。 トミー号はダイナパックで実測450PS。コンロッド折れが全くないとは言えないがピストンより先に逝くかなあ・・・。たまたまコンロッドの出来が悪かったのか、それとも本当の原因は他にあるのか。グチャグチャになりすぎていますし素人の私には分かりません。 |
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おまけ画像その1 作業していたら何やらブツが届く。 |
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おまけ画像その2 そうエンジンスタンド。一般家庭に二台はどうかと思うがトミー号復活計画では必要なんで買いました。 |
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おまけ画像その3 さて会合の終わったトミーさんが様子を見に来ましたので写真撮影したあと車体を牽引。次期エンジンの用意ができるまでトミー号には駐車場で眠ってもらいます。 |
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このまま部品取りオフで終了・・・なんてね。
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